次の日の朝。
めずらしく、朝から浩哉のメールが入っていた。
内容は...
To:由樹
From:浩哉
本文
おはよう
朝起きたら思ったよりも足が痛くて、今日は学校休むわ
今日も1日がんばれ
---------------------------------------------------------------
うそっ!?
やっぱりかぁ...
だから、昨日言ったのに...
部活もあるし、体育祭も間近に迫ってるこの時期に怪我をするなんて流石だわ
「わかった。今日1日安静にしてねっ...と」
送信ボタンを押し、私はリビングへ移動した。
「おはようー...って、凌斗...何その頭。」
「人の頭が変みたいにいうな。」
「変じゃん。なにその髪色。気持ち悪」
「殺すぞ。」
こわ。
ていうか、赤と茶色が混ざったような髪色を......はぁ。何に目覚めたんだが。
彼女に惹かれて終わるな。あ、彼女いないんだっけ?ウケる。
「お前今失礼な事考えてるだろ。」
「いや?別に?」
朝ごはんを食べながら、私は兄から目をそらした。
あー、こわ。
「そういえば、お母さんは?」
「外で洗濯物干してる、じゃあ俺行くから」
「あ、うん。行ってらっしゃい」
「おう」
あの頭でほんとに行くんだ...
凄いね。
尊敬。マジリスペクトっすわ。
「んー...今日も練習かぁ...つまんな」
───学校につくと
「ねぇ〜彩葵ね、どうしても、今日は、やる気が、出ないの」
「私も出ないわ。出なさ過ぎて困ってるわ。呼吸もめんどいわ。」
「じゃあするのやめたら?」
「死ねってか。心葉は私に死ねって言ってんのか。」
やだ!!ひどいじゃない心葉ちゃんったら!!!
そんな子に育てた覚えは無いわよ!!
「育てられた覚えもない。」
「エスパーが得意なヤツめ」
「彩葵の話を聞いてくれるかなぁ、いい加減。」
「あ、ごめん。」
「彩葵...今日ね。朝から髪型失敗したの!!」
えぇ...
超どうでもいい。
「彩葵、いつも通りじゃん。ねぇ?心葉」
「うん、そう見えるけど...どこを失敗したの?」
「...ほら!!この前髪!!いつもはこっちの髪の毛がこっちにきてるのに!!」
「いや、わからん。」
「なーんーでー!!!!!?」
「私もわからないわ、ごめん」
心葉も同じ意見のようで彩葵は、1人、ブツブツと言っていた。
ていうか、嫌なら直せばいいのに...
と言ったら
「簡単なことじゃないの!もうこの前髪はスプレーしてあるから今から直すのに何分かかると思ってるの!?」
なんでスプレーしてかためてんの?
アイドルか!!
「ていうかさ、由樹。浩哉は?今日休みらしいけど」
「あぁ、なんか、足の調子が悪いらしくて、今日は休むって」
「えぇ!体育祭目前に迫ってるのに...」
「だよね〜...」
「ほほ〜う、だから、朝からやる気が出ないんだぁ〜?ゆ、う、き、は♡」
「あはははは〜〜......頭撫でてあげようか?こう...ワサァってなるように」
「ごめんなさい。許してください」
「分かればよろしい。」
「はいはい、アホな会話ストーップ」
アホな会話って、この子今、私たちの真面目な会話をアホな会話って言いましたよ??
「アホなことを考えるのもストーップ」
「......心葉、誰にエスパー習ってるの?私も習いたい」
「えっ!?心葉エスパー習ってたの!?いいなぁ!」
「いや、ほら、由樹が変な事言うから、彩葵が信じちゃったじゃん」
「私は思ったことを素直にありのまま伝えただけ。」
「......はぁ...エスパーどうのこうのはどうでもいいから」
「どうでもよくない!!もしかしたら、エスパーで、先生の思ってることとかも当てられちゃう??」
「できるわけないでしょ」
「わかんないよ!?やってみてよ心葉!!」
「えぇ...ってあ。」
「え?なに?どうしたの?」
心葉の動きが急に止まって、視線が私から離れて、上へと進んでいった。
私もその視線の先を追うと...
ゲッ
「お、お、おはようございます。先生」
「おはよう、森崎〜、お前はよっぽど俺のことが嫌いみたいだなぁ。俺の授業の始まりはいっっつもお前の注意から始まるもんなぁ〜??」
「いや、これには理由があって、その......チャイムがね、私にだけ聞こえないんですよ!!そう!チャイムのせい!」
「ほう......言い訳する気か」
「...ごめんなさい」
「罰として、浩哉の予定を届けなさい」
「えぇ!?」
なにそのベタな王道パティーン!!?
どこのマンガだよ!
「えぇ、じゃない。罰だからな。...じゃあ授業始めます。」
はぁ...
まぁ、御見舞には行こうと思ってたけど...
予定か...届けるって事は、書かなきゃいけないってことだよね...
はぁ...
そのまま、先生の授業は続いていった。
ていうは、わたしだけじゃないのに、なんで私だけ怒られるわけ!?
彩葵や、心葉はなんで怒られない...??
まさか、私は先生に嫌われている...!?
チッ...薄々気づいてはいたけど、こんなにあからさまに分けられるとは思っても見なかったぜ...
やるなぁ先生。
と、変なことを考えて1時間、過ごしていた。
休み時間。
「ねぇ、あのさぁ、どんどん放課後に近づくにつれ、ため息が出てくるんだけど」
「わかる。嫌だよね.....心葉は元気そうだけど」
「なんで元気なのこのもん...」
「元気っていうか、まぁ、楽しいしいっかなって」
あーやだやだ。こんな真面目な子、生んだ覚えはないわよ
「生まれた覚えもない」
「またエスパーを使ったな!?」
このエスパー師めっ!!
「くらえ、エスパー師!!ポニーテールのフリフリ攻撃だ!!」
「ちょ、地味に痛いし、辞めてよ」
「これが私の心の痛みだよ」
おっ、ちょっといいこと言ったかもとかは言わない。
なんでかって?
心葉の冷ややかな目が私をとらえて離さないからだよ
あたしは、そっと目をそらしつつ彩葵に視線を向けた
「彩葵の方見ないでよ巻き込まないで」
「わぁお、正面から裏切られたよ」
「裏切ってはないよ〜?」
「いや、裏切ってますけど奥さん。小悪魔通り越してただの悪魔だわ」
未だに髪型いじりを続けている彩葵。
髪型命だもんね彩葵。頑張れ。
まぁ、放課後になったら髪型崩れること間違いなしだけどね☆
「あーぁ、次の時間、自習だってさ」
「...自習......?」
「うん、って...さっきいってたじゃん先生」
「ほーう......」
私は珍しく彩葵と以心伝心したようだ
「「よし!寝よう!!」」
「いや寝んな!」
「なんで!?彩葵の睡眠を何故あなたが取るの!?」
「そうよ!あなたに私たちの睡眠の何が分かるっていうの!?バカにしないで!」
「急な昼ドラ感出すな!」
おぉ、よく分かったな
さては、昼ドラを毎日のように見ているな?
ハッハッハッハッハッ
「さすがは隠れ腹黒女子だね☆」
「お前刺されるのと切断されるのどっちが好き?」
「ア、ゴメンナサイユルシテクダサイ」
「あはは、謝ってる〜」
「何がおかしいんだ彩葵。」
「...ゴメン」
いや、見て?ほら?ね?
心葉って、実は怒るとマジで怖いの
ほんとに部屋の温度が2度下がるから
マジだから、これはほんとにマジだから
「で、自習は寝ない...よね?」
「うん!」
「彩葵も誓うよ!」
「なら、いい」
そう言って席に戻って行った心葉は知らない...
この約束が
2分43秒後に、破られることを......
めずらしく、朝から浩哉のメールが入っていた。
内容は...
To:由樹
From:浩哉
本文
おはよう
朝起きたら思ったよりも足が痛くて、今日は学校休むわ
今日も1日がんばれ
---------------------------------------------------------------
うそっ!?
やっぱりかぁ...
だから、昨日言ったのに...
部活もあるし、体育祭も間近に迫ってるこの時期に怪我をするなんて流石だわ
「わかった。今日1日安静にしてねっ...と」
送信ボタンを押し、私はリビングへ移動した。
「おはようー...って、凌斗...何その頭。」
「人の頭が変みたいにいうな。」
「変じゃん。なにその髪色。気持ち悪」
「殺すぞ。」
こわ。
ていうか、赤と茶色が混ざったような髪色を......はぁ。何に目覚めたんだが。
彼女に惹かれて終わるな。あ、彼女いないんだっけ?ウケる。
「お前今失礼な事考えてるだろ。」
「いや?別に?」
朝ごはんを食べながら、私は兄から目をそらした。
あー、こわ。
「そういえば、お母さんは?」
「外で洗濯物干してる、じゃあ俺行くから」
「あ、うん。行ってらっしゃい」
「おう」
あの頭でほんとに行くんだ...
凄いね。
尊敬。マジリスペクトっすわ。
「んー...今日も練習かぁ...つまんな」
───学校につくと
「ねぇ〜彩葵ね、どうしても、今日は、やる気が、出ないの」
「私も出ないわ。出なさ過ぎて困ってるわ。呼吸もめんどいわ。」
「じゃあするのやめたら?」
「死ねってか。心葉は私に死ねって言ってんのか。」
やだ!!ひどいじゃない心葉ちゃんったら!!!
そんな子に育てた覚えは無いわよ!!
「育てられた覚えもない。」
「エスパーが得意なヤツめ」
「彩葵の話を聞いてくれるかなぁ、いい加減。」
「あ、ごめん。」
「彩葵...今日ね。朝から髪型失敗したの!!」
えぇ...
超どうでもいい。
「彩葵、いつも通りじゃん。ねぇ?心葉」
「うん、そう見えるけど...どこを失敗したの?」
「...ほら!!この前髪!!いつもはこっちの髪の毛がこっちにきてるのに!!」
「いや、わからん。」
「なーんーでー!!!!!?」
「私もわからないわ、ごめん」
心葉も同じ意見のようで彩葵は、1人、ブツブツと言っていた。
ていうか、嫌なら直せばいいのに...
と言ったら
「簡単なことじゃないの!もうこの前髪はスプレーしてあるから今から直すのに何分かかると思ってるの!?」
なんでスプレーしてかためてんの?
アイドルか!!
「ていうかさ、由樹。浩哉は?今日休みらしいけど」
「あぁ、なんか、足の調子が悪いらしくて、今日は休むって」
「えぇ!体育祭目前に迫ってるのに...」
「だよね〜...」
「ほほ〜う、だから、朝からやる気が出ないんだぁ〜?ゆ、う、き、は♡」
「あはははは〜〜......頭撫でてあげようか?こう...ワサァってなるように」
「ごめんなさい。許してください」
「分かればよろしい。」
「はいはい、アホな会話ストーップ」
アホな会話って、この子今、私たちの真面目な会話をアホな会話って言いましたよ??
「アホなことを考えるのもストーップ」
「......心葉、誰にエスパー習ってるの?私も習いたい」
「えっ!?心葉エスパー習ってたの!?いいなぁ!」
「いや、ほら、由樹が変な事言うから、彩葵が信じちゃったじゃん」
「私は思ったことを素直にありのまま伝えただけ。」
「......はぁ...エスパーどうのこうのはどうでもいいから」
「どうでもよくない!!もしかしたら、エスパーで、先生の思ってることとかも当てられちゃう??」
「できるわけないでしょ」
「わかんないよ!?やってみてよ心葉!!」
「えぇ...ってあ。」
「え?なに?どうしたの?」
心葉の動きが急に止まって、視線が私から離れて、上へと進んでいった。
私もその視線の先を追うと...
ゲッ
「お、お、おはようございます。先生」
「おはよう、森崎〜、お前はよっぽど俺のことが嫌いみたいだなぁ。俺の授業の始まりはいっっつもお前の注意から始まるもんなぁ〜??」
「いや、これには理由があって、その......チャイムがね、私にだけ聞こえないんですよ!!そう!チャイムのせい!」
「ほう......言い訳する気か」
「...ごめんなさい」
「罰として、浩哉の予定を届けなさい」
「えぇ!?」
なにそのベタな王道パティーン!!?
どこのマンガだよ!
「えぇ、じゃない。罰だからな。...じゃあ授業始めます。」
はぁ...
まぁ、御見舞には行こうと思ってたけど...
予定か...届けるって事は、書かなきゃいけないってことだよね...
はぁ...
そのまま、先生の授業は続いていった。
ていうは、わたしだけじゃないのに、なんで私だけ怒られるわけ!?
彩葵や、心葉はなんで怒られない...??
まさか、私は先生に嫌われている...!?
チッ...薄々気づいてはいたけど、こんなにあからさまに分けられるとは思っても見なかったぜ...
やるなぁ先生。
と、変なことを考えて1時間、過ごしていた。
休み時間。
「ねぇ、あのさぁ、どんどん放課後に近づくにつれ、ため息が出てくるんだけど」
「わかる。嫌だよね.....心葉は元気そうだけど」
「なんで元気なのこのもん...」
「元気っていうか、まぁ、楽しいしいっかなって」
あーやだやだ。こんな真面目な子、生んだ覚えはないわよ
「生まれた覚えもない」
「またエスパーを使ったな!?」
このエスパー師めっ!!
「くらえ、エスパー師!!ポニーテールのフリフリ攻撃だ!!」
「ちょ、地味に痛いし、辞めてよ」
「これが私の心の痛みだよ」
おっ、ちょっといいこと言ったかもとかは言わない。
なんでかって?
心葉の冷ややかな目が私をとらえて離さないからだよ
あたしは、そっと目をそらしつつ彩葵に視線を向けた
「彩葵の方見ないでよ巻き込まないで」
「わぁお、正面から裏切られたよ」
「裏切ってはないよ〜?」
「いや、裏切ってますけど奥さん。小悪魔通り越してただの悪魔だわ」
未だに髪型いじりを続けている彩葵。
髪型命だもんね彩葵。頑張れ。
まぁ、放課後になったら髪型崩れること間違いなしだけどね☆
「あーぁ、次の時間、自習だってさ」
「...自習......?」
「うん、って...さっきいってたじゃん先生」
「ほーう......」
私は珍しく彩葵と以心伝心したようだ
「「よし!寝よう!!」」
「いや寝んな!」
「なんで!?彩葵の睡眠を何故あなたが取るの!?」
「そうよ!あなたに私たちの睡眠の何が分かるっていうの!?バカにしないで!」
「急な昼ドラ感出すな!」
おぉ、よく分かったな
さては、昼ドラを毎日のように見ているな?
ハッハッハッハッハッ
「さすがは隠れ腹黒女子だね☆」
「お前刺されるのと切断されるのどっちが好き?」
「ア、ゴメンナサイユルシテクダサイ」
「あはは、謝ってる〜」
「何がおかしいんだ彩葵。」
「...ゴメン」
いや、見て?ほら?ね?
心葉って、実は怒るとマジで怖いの
ほんとに部屋の温度が2度下がるから
マジだから、これはほんとにマジだから
「で、自習は寝ない...よね?」
「うん!」
「彩葵も誓うよ!」
「なら、いい」
そう言って席に戻って行った心葉は知らない...
この約束が
2分43秒後に、破られることを......

