「...」
「さぁ！彩葵生まれ変わっておいで！」
「うん！！the...............イメチェンっ☆」
「どうでもいいわ！」
「えぇー、酷いよ！私の服を買うの手伝ってくれるんでしょ！」
「いや、生まれ変わるってそういう意味！？」
え？他にどんな意味があるの？
「とにかく！彩葵の服を買うの！初めてあった時は清楚で可愛かった彩葵が今から変わるの！」
「え？彩葵って清楚で可愛かったっけ？あたしの第一印象とは違うなぁ」
「私も。」
「え？彩葵の第一印象って...なに？」
「え？そりゃあ...バカでうるさいとか？」
「あ、あとテンション高いよね。」
「まってまって！それじゃあ私は二人の印象こうだったよ！！」
「なに？」
「私も聞きたいな」
「まず由樹は、無表情！！」
「え？そこ？あたし無表情だった？」
「うん！で！心葉は、真面目！！」
「え？褒められてるの？ていうか真面目って言わないで」
あー。心葉は真面目だね。
今も最初も。
それは分かる。うん。
でも
「心葉って乙女だよね」
「あ、そうだね！彩葵も乙女だけどね♡♡」
「彩葵はない。」
「即答！？」
「え、まって！私乙女！？じゃないよ！」
いやぁ、奥さん？あなたは乙女なの。
＆乙女座なの。
ほらね？
星座も言ってるよ？
お前は乙女だって。
「もぅ、心葉は照れると赤くなるからおもしろい！」
「そんなわけないでしょ！もう！」
「真っ赤だぁ！心葉が真っ赤だぁ！」
「心葉が真っ赤でさるのケツみたい！だか、このもん！心葉モンキー略してこのもん！」
「略すな！ていうか、何あだ名つけてんの！」
「え！彩葵はこれからそう呼ぶ！」
「あたしは呼ぶ時と呼ばない時があると思いますがどうぞお気になさらず。」
「いや、え？もうそれ決定なの？」
「そうだよこのもん！」
「心葉...ドーンマーイ」
「ほんと...彩葵も由樹も第一印象から変わんないな！」
ん？
どんな印象だったんだい？
言ってみろ。怒んないから。
「...由樹は毒舌で謎な行動＆言動！彩葵は天然でボケるしテンション高い！」
「あー。毒舌？え？あたしが？それはないな。うん。超やさしいもん。あたし。」
「テンション高い？？そんなことないさっ！」
もう疲れたっ...って言って心葉は
どこかへ行った。
あたしと彩葵は目を合わせて
「｢第一印象って大事だね｣」
心葉...ドーンマーイ
