バカの日常

放課後。



適当に借り物競争の話を聞き流していると

いつの間にか自分のお題を書く流れになっていた。


さぁて、と。


仲のいい人と走る...

とスラスラと書いていき、顔を上げて周りを見ると


真面目に書いてる...


そこまで考えることでもない気がするけどなぁー


まぁ、書き終わったし、提出して帰ろうかな...


小さい音をさせて席を立ち、先生に渡した。


「...適当に考えた?」

「え?な、何言ってるんですか先生ったら。」

「だって、仲のいい人...なんて小学生みたいな書き方してる人そうそういないわよ」

「ほ、ほら、あれですよあれ。あの、被らないように!ほかの人と!」

「...はいはい。早く帰って勉強でもしてなさい」

「はーい」




うまくすり抜けられた...




下駄箱の前にいくと、


「あ!由樹来た!」

「案外早かったね」

「...なに?待ち伏せですか」

「うん!!」


いや、元気よく返事するところじゃないから


「安心してよ、ちゃんと今から練習参加しますから〜」

「早く来てよー!!」

「心葉のリレーのバトン渡しのほんとにり方すっごい面白いから、やりに行こー! 」

「ほんとに!?いこう行こう!」

「ちょ、もうやらないー!」



いやいや、面白いと聞いたら見せてもらわないと!!

3人でいっしょにダッシュでグラウンドに走っていった。