夏休みあけ、
みんなが少し焼けた頃。
学級委員である心葉が告げた言葉。
それは...
「では!体育祭の種目決めをしていきたいと思います。」
みんながざわざわしている中
1人...
とてつもなくしょんぼりしているのは
「...」
そう!私だ!!
なんでこんな暑いのに走らなきゃいけないの!?
それに私絶対押し付けられるよね!面倒なヤツ!
前もそうだったもの!
いやだ!!
もう借り物競争とか障害物なんていやだ!!
そう思ってたのに...
「借り物競争は去年と同じ森崎でいいんじゃね?」
「そうだねー...去年すごく速かったもんね!」
「だねー」
「じゃあ決定でいいですか?」
心葉のその一言にみんなが元気よく返事をした。
待て。
待て待て待て待て待て待て。
おかしいでしょう!?
なんで!?
「あぁー...由樹ドーンマイ☆」
「彩葵は...百メートルリレー?」
「そう!楽でよかったぁー」
あははっ!と嫌味のように笑う彩葵を
この上なく睨んでやった。

