まさかの送ってくれるという事で

送ってもらってるけど...

無言...


なにはなす?


ていうか前にもこんなことあったような...


その時

ガサガサッ!!

と音がした。

ビビったあたしは浩哉の腕に抱きついた。

わけなく。道のわきに寄った。

女子らしからぬ

「うぇぁい!」

と叫びながら。



...なんだ...猫か...


ビビってはないけどね。という感じを出してあるきはじめると


「ぶっ...ふふ...ぶ...はは...ははははは!」


「え?えぇ?なに?」

「なに?じゃねぇし、お前反応面白すぎ...」

「...バカにしてる?」

「してないしてない。ははっ...ははっ!!」

「...絶対してるでしょ」

「はぁ...ごめんごめん。悪かったって。でもあの「うぇぁい!」は...」

「...」

「ごめんって!」

「...アイス奢ってくれたら許してやらん事もなくも無くもなくもないぞ」

「どっちだよ」

「わかんない」


はぁっ?っていって笑う浩哉。


「あーわかったよ!テスト終わったらな!」

にカッ!て効果音がつくくらい
かっこよかった。

え、まてまて。

奢ってくれるってことは...あそぶってこと!?


「あ、もうここだよな?家」

「あ、うん!ありがとう!気をつけてー」

「おうー」


そのまま走って帰った浩哉。

って...何浮かれてんだ!

家入ろ...