帰りのHRがおわり
あたしの席に彩葵と心葉がきた。
「あー今日は笑ったねー。五時間目とか特に〜」
「うるさいなぁ。」
校門を出て道路を歩いていると
心葉が
「ていうか、何であんなにはんにゃみたいな顔してたの?」
と質問してきた。ていうか
はんにゃ!?
嘘でしょ!?
あのお笑いコンビ!?
「そっちじゃねぇよ。」
「あ、はい。」
「話を戻すけど、何かあった?」
「いや。今日の夕飯なにかなって」
「えぇ〜くだらない〜」
彩葵...なに、酔っ払ってんの?
そのテンションは何?
「今日...彼氏とお泊まりなんだって」
「え!!マジか。」
お泊まりとか...
ヤダ、ヤラシイ。
「由樹。顔キモイ。なにその顔。」
「いや、顔を否定された!?」
いたって普通の顔ですが!?
「あれ...あれって、新川先生?」
隣にいるのって...
有原さん...
「ごめん!二人共!用事あるから先いくわ!」
「え、ちょ!」
「由樹ー??」

