ピピピピピ
アラームの音で心地よく目覚める...わけねぇだろ
「朝よー!!由樹ー!!起きなさいー!!」
「分かってるってばー!!」
お母さんの怒鳴り声で目覚め
眠い目をこすりながら朝食をとる。
そして部活の服に着替えて
「いってきまーす!」
そう言って学校へ行く。
学校に行くともう部活の人たちが来ていた。
「おはよー由樹ー」
「おはよー!美縁。」
この子は部活内で一番仲のいい友達。
桜野美縁。
小さいけど足が速くて、可愛い。
そして性格は勝気の強気。
小さいっていうとすごい勢いでボールを投げつけてくる。
でも、そんな美縁だから
あたしはいつも頼りにしてる。
「あ、由樹に美縁。おはよう。」
「あ、おはようございます!瞳羽先輩。」
「おはようございますー!」
この人は元キャプテンの瞳羽先輩!
みんなに好かれてて
彼氏もいる。
そして何よりバスケがうまい!!
あこがれの先輩だ。
「今日は顧問の先生いないんだってさ。さっき職員室に行ったらいなかった!!」
ニコニコしてそんなことを言う先輩は
みんなのことを考えてくれてる
そんな先輩みたいなりたい。
ていうか。
顧問いないの??
よっしゃぁぁぁ!!
「由樹。顔に出てるよ〜?」
「え!!そんな!バカな!!」
「バカは由樹じゃん?」
「なっ、美縁に言われたくないですぅ」
「はははははっ。全く今日も面白いな。さて、そろそろ練習始まるんじゃない?」

