「はい。じゃあここからは自由時間です。ここから出ないようにしてください。1時になったらここで集合です。では解散」


先生の合図とともに走り出す生徒達。


「みんな元気だねー。彩葵はあそこのところで休もっかなー?」

「え、じゃあ私もそこに行く」

「じゃあたしもー」



というわけで

建物の中にある喫茶店なう



「やっぱりいちごタルト美味しいっ」

「あたしは抹茶派」

「私も抹茶かな?」

「彩葵だけいちご?」


そんな会話をしていると


「あれ、彩葵!!」

「んー?あ!海!!会えたねー!!やっぱりクラス違うと全然あえなくてショック〜」


ん?

かい?

かいって...誰?

ていうか、まさかの


「どうも。彩葵の彼氏の坂野海です」

「あ、どうも。」



...じゃあねぇぇぇぇぇ!!

まってまってまって。

彼氏って他校じゃなかったの!?

てっきり他校かとおもってた!!


「じゃあ彩葵。これから海とまわって来るから〜」

「いって、らっしゃい」



爽快と去っていった彩葵。


「ねぇ。心葉。彼氏がこの学校にいるって知ってた?」

「...知らない。」


ですよねー