出会いの季節が始まると共に、私の「春」が始まった。

君を見てると、セミの鳴き声のように、私の鼓動がうるさいんだ。

君が私と同じ世界にいる。そう思う、それだけで恋心が色鮮やかになる。

でも、そんな想いは…時間が過ぎれば、雪のように溶けて…やがて、消える。

でもね…君は思い出なんかじゃない。
だって、ずっと、ずっと…私と一緒だから。

「君が好き」

そう伝えたとき…私の、新たな「春」がやってきた。