「チェッ。何で俺がこんなこと…」



授業が終わって、休み時間が始まった。



でも高橋くんだけは窓ふき。



どうやら居眠りをした罰のようだ。



大変そうだなぁ……。



「あっ、君っ!!」



「ふぇっ!?」



目が合ったと思えば、綺麗に細く伸びた白い手が私の腕に。



え、何でっ!?



もう、頭はパニック状態…。