千「さて、強くなるために
  私と涼輔が翼冴達に叩き込んだ喧嘩スキルを
  架唯達にも叩き込むよ
  覚悟はいい?」

3「はい!!!」


こうして、私と涼輔は架唯達に喧 嘩指導を始めた


涼「ここは、もっと腰低くして
  なるべく肩に力入れて」

奏「分かった!!」


奏楽は相手に百発百中攻撃を命中させる術を

涼輔から教わっていた


千「架唯、優翔、攻撃は早くて上出来
  でも・・・・反射が時折鈍くなる
  いつでも、反射は鋭くね
  架唯は自分の攻撃が避けられた時に一瞬スキができる
  優翔は自分が攻撃を避けたときに一瞬スキができる
  抗争でも闇討ちでも一瞬のスキは大きいから
  意識してね」


今日は朝から夕方まで喧嘩の指導をした


千「じゃぁ、幹部としてみんなに挨拶行こうか」


みんなに認めてもらえるか不安なようで

3人の表情は少しどんよりしていた


涼「最初は、誰だって不安はあるんだぞ
  でも、それは最初だけだ
  翼冴達のような強さは求めなくていい
  自分たちの強さを少しずつ作っていけばいいんだ
  みんなを信じて、みんなの前に立ってみないか?」


涼輔の言葉に頷いた3人は皆の前に立った