耳元でアラームが鳴った。
きっと彼の携帯だろう。
晴翔は起きるのが早かった。
もちろん仕事だからだけど。
寝起きの良い晴翔は何事もなかったかのようにアラームを止めた。
私はその行動もアラーム音も気づいていたけど、まだ眠いからって理由で寝たふりをした。
いつもこんな感じだ。
泊まった次の日の朝は大抵こうしてる。
「…起きてる?」
優しく問いかけてきた晴翔の問いに私は目を瞑ったまま首を横に振った。
「起きてるじゃん」
「…起きてない。眠い」
「もう5時だよ」
「まだ寝てても間に合うもん」
きっと彼の携帯だろう。
晴翔は起きるのが早かった。
もちろん仕事だからだけど。
寝起きの良い晴翔は何事もなかったかのようにアラームを止めた。
私はその行動もアラーム音も気づいていたけど、まだ眠いからって理由で寝たふりをした。
いつもこんな感じだ。
泊まった次の日の朝は大抵こうしてる。
「…起きてる?」
優しく問いかけてきた晴翔の問いに私は目を瞑ったまま首を横に振った。
「起きてるじゃん」
「…起きてない。眠い」
「もう5時だよ」
「まだ寝てても間に合うもん」
