君の幸せを




肌寒い空気が体に触れ、寒さを感じ
目を覚ました。

手元にあった携帯の時計を見るとまだ夜中の2時ぐらい。

寒いなと思いながら布団を手探りで探してみたけど一向にそれらしきものが手に触れない。

上半身を起こして周りを確認してみると
横にスヤスヤと猫みたいに寝てる彼、晴翔(はると)がいる。

そんな彼の寝顔を見ているといつも思うことがある。

寝てる時はこんなに何も考えてなさそうにしてるのに起きると何で辛そうな顔してるんだろう

って。