柊翔side
家に帰ると玄関の鍵が開いていた。
なんだよ。不用心だなちゃんと鍵かけろよと思いながら玄関のドアを開けるとそこには見覚えのない靴とカバンが落ちてた。
いつもならご飯を作る音が聞こえるのに今日はなんの音聞こえない。
俺は恐る恐る部屋に入ってみると台所に愛梨の姿がない。
ドンッ!!
リビングにいると愛梨の部屋の方から大きな物音がした。
愛梨の部屋に入ると両腕を縛られ口をタオルで塞がれてる愛梨がいた。
「愛梨っ!」
俺は愛梨に駆け寄り拘束されているものを全て外すと愛梨は泣きながら俺に抱き着いてきた。

