「だって、生徒会長さん愛梨を見る時の目凄く優しいし名前を呼ぶ声だって優しい。」
え、全然気付かなかった……。
確かに最近の柊翔くん出会った時とは全然違くて少しは優しくなったかもしれない。
「それで告白された事は嫌じゃなかったし嬉しかったけど私には優くんがいるからダメとか思ってるんでしょ?」
私が考えていると私が思っていた事を祈里が当たり前のように言った。
だからなんで分かるの!?やっぱり祈里って占い師か何かなの?
「顔に出てるの。」
え、やっぱり私ってそんなに顔に出るタイプなんだ。
柊翔くんにも前言われたし。

