私はあなたの婚約者




「愛梨」


家に帰り夜ご飯を作っていたら名前を呼ばれた。
でも、それだけなのに何故かまたドキッとしてしまった。



もう祈里があんな事言うからなんか自然と意識しちゃう。
ダメだダメ平常心…
いつも通りだよ。名前を呼ばれただけだよ。



「何?」


ちょうどご飯が出来てテーブルに並べ椅子に座り返事をすると柊翔くんはどこか俯きつつ話し始めた。



「翼の事どう思ってる?」