私はあなたの婚約者






「あっ、えっーと、」



愛梨は震えてる手をもう片方の手で隠した



「もしかして、怖いの??」



「……高い所でこういうガラスで下が見えるの苦手でね」



この観覧車は床までガラス つまり下の風景が見える



「床までガラスって知らなかったから仕方がないよ」



「ううん、知ってたの」



えっ、知ってたの??