「その気持ちを、そのまま伝えればいい」 「恥ずかしくても?」 つっくんは「そうだ」と頷く。 そっか……颯に素直に気持ちを伝えたら、許してくれるかな。 「大丈夫よ、これくらいの事で、颯くんは花音を嫌いになったりしないわ」 「美緒………」 うん、2人に相談して良かった。 そうだよね、私が好きになった人は、こんな事で、私を嫌いになったりしないし…。 よし、放課後、体育館に行ってみよう。 それで、ちゃんと颯に気持ち、伝えてみよう。 私はそう自分に何度も言い聞かせて、強く頷いた。