俺だけを見てろ

〜男の正体〜

仕事だからと姉ちゃんと兄ちゃんが帰った後俺達の周りはすごく静かになった。

「今日は疲れたね、そのっ……コスプレ、似合ってるよ///////」
「ありがと」

こうして紘とまともに話したのは何週間ぶりだろう。

「なっ、なぁ!」
「あっ!翼ー!」

何故か緊張気味に紘に声をかけると同時に紘はあの男の名前を呼んだ。

………………え。
翼ってこの間の男だよな?

「あ、紘………片付け終わったの?」

かったるそーに来た翼は俺の事をジロっと睨んだ後紘の隣に並んだ。

見せつけてんのかこの野郎!!!

「んー、終わってないかな?」
「あ、今日俺家に行くから」
「本当に!じゃ翼の大好物たくさん作るね」