俺だけを見てろ

羞恥に満ちた声を聞きながら行為を進める。

……………俺は、なにをやってんだろう。
これじゃ、また逆戻りだ。
紘と出会って少しは変われるかもって思ってたのに………。

「れ……ん、もっと/////////」

この女が紘だったらよかったのにな。
そしたら……………。
そしたら……………………。

「あっ、ダメッ………」

もう何もわかんねーよ。
最低だな、俺は。

紘に…………会いたいな。

結局、この女とは学校をサボってずっとヤリ続けた。
どちらかに限界がきたら休憩して、また再開しての繰り返し。
この家を出たのは辺りが暗くなってからだった。