俺だけを見てろ

今日の相手の女が言っていたとおり誰も帰ってこなかった。

「はぁー、馬鹿なのか俺は」

乱れ散った制服を集めて着替えようとすると女に止められた。

「…………蓮、帰っちゃうの?」
「まぁな………」

ここにいてもなんか虚しくなるだけだし。

「泊まってってよ………」
「……………なんで」
「もっと、蓮とくっつきたい」

そう言った女は起き上がって抱きついてきた。
シーツ越しに感じる感触。

「わかったよ…………」

俺は襲うような感じで女を押し倒した。

「んっ///////いやぁ………」