SAY hello goodbye~sugar & spice~


「悔しい?悔しいなら泣き寝入りしてちゃダメなのよ。大人になるのと泣き寝入りする事は違う!自分の人生には、誰も責任とってくれないのよ!自分を助けてあげられるのは自分しかいないんだから!」

不安げに自分を見つめるじーに、さやかは小さく一喝した。

かつて自分も必死の努力を経てここまでたどり着いた事を、身にしみて承知しているからであった。