「だって…私…服や髪型はかわいいのに…顔もまともにお化粧してないし…かわいくないし…デブだし…」 下を俯いてぽつりと漏らすじーの肩を ぽんっ とさやかが叩く。 「あたしがしてあげられるのはここまでよ。ダイエットやメイクは自分で鍛えなきゃどうしようもないからね」 じーが顔をあげれば、変わらないさやかの笑顔があった。