「じーさん?」 ハッ ぼーっと妄想に回帰していたじーを、富士中のまったりとした口調が我に返す。 「すいません!つい彼のどSっぷりをまた思い出して…」 「やたらに幸せそうなのはそのせいですか!全くじーさんたら」 富士中はくすりと笑って、少し伸ばしたワックスでトップをいじりはじめた。