「あぁ!思いっきり泣け。思いっきり笑え。思いっきり怒れ。」

「はい……」


私はずっと、その言葉が聞きたかった。


誰かに受け止めて欲しかった。


それが今、叶ったよ。


「ありがとう……先生」

「何もしてないけど、どういたしまして」