保健室の先生と私。




「なんで梨々華ってモテるの」

「え?」



そっち?


告白じゃなくて?



「確かに梨々華は美人で完璧だけどさぁ…」

「全然、褒め言葉に聞こえないんですけど」

「いいな~」

「いや、ちっとも良くありませんよ。山田先生と付き合ってるから断らないといけないし」



断るのも胸が痛い。



「じゃあ、付き合っちゃえばいいじゃん」

「無理ですよ。私は先生しかダメですもん」



きっと、この先ずーっと先生だけだ。


私を笑顔に幸せにしてくれるのは。



「ヤケに素直だね」

「ダメですか」

「いや、ダメじゃない!」



両手を肩に置かれた。