保健室の先生と私。




一旦、由花は教室に戻って私は保健室に。


2年通った保健室もこれで最後。


思い出が詰まった場所だから、名残惜しいなー…。


なんて思いながら、閉まってるドアを開けた。



「梨々華。卒業おめでとう」

「えっ?」


声がして、急いで前を見た。


でも誰だか分かってた。


少し特徴ある山崎先生の声じゃ無かったから。



「山田先生…来てくれたんですか?」

「うん。卒業式だもん。来ちゃった」



目の前には、スーツを着た山田先生が居た。


似合ってて…カッコイイな。



「フフ。見とれてたりする?」

「なっ!ありえません!」


どうして図星になっちゃうの~…。