女子力を上げる為に、頑張ったこの春休み。
家の近くから見える木は、ピンクに染まった桜で満開になっていた。
それもそのはず。
「もう4月だもんね。」
明日から3年生として、新しく学校生活を迎える。
きっと学校に生えている木も、桜で溢れ出てるんだろうな。
「イターッ!!」
頑張って目元をアイラインで引くんだけど、慣れない化粧道具に痛みは悪化するばかり。
もっと上手く引けるようにならないとな。
メイクの専門の店には行って勉強はしたんだけど、まぁーこんな状況であります。
「梨々華ー、お花見に行くわよ。」
「はーい。」
お母さんに呼ばれ、急いで下に向かった。



