チャイムが鳴ってお昼タイム。
「今日は作ってきたんだ?」
「あ、はい!」
「うぉー!フレンチじゃん!」
開けた瞬間、いきなり大きな声で叫ぶもんだから
「びっくりした…」
フレンチトーストに先生は大興奮。
まるで犬が尻尾を思いっきり振ってるかのように、元気いっぱい手をパチパチさせてる。
そんな仕草にキュンとなったのは、ここだけの話で。
「多めに作ってきたんで、食べます?」
「え、いいの!?んじゃ、交換しよっ♪」
多めなんてただの言い訳。
本当は先生に食べて欲しくて、余分に作ってるだけ。
「俺の弁当から好きなの取っていいよー」
目の前に先生の弁当が置かれる。
どれも手作りのオカズばかりで、これを朝から毎日作ってきてると思うと凄い。
手の込んだ料理ばっかりだもん。
「じゃあーこれ!」



