「ズルい…」 先生は私を惑わすけど、私は惑わせられてる? 恋の病を冷めさせるように、冷たい風に当たりながら無我夢中で家まで走った。 「ハァ…ただいま…!」 リビングに行くとお母さんは、ソファーで眠っていた。 お昼寝中か。 「ふぅー」 部屋に入ってベットにダイブ。 今週で学校終わりか。 「早いな。」 今年が明けたら、来年は3年生で卒業だ。