素早くドリンクを渡していく。 『ありがとうございます!』 やっぱ男子は、ハキハキしてて元気だなー。 感心感心。 よし、終わった。 「やっべぇ!倉庫の鍵もらうの忘れてたー!?ちょっと梨々華待ってて~……」 あーあ……先生行っちゃった。 しばらくバスケを見ていると、見覚えるのある顔と意外な行動をしている男子。 「春島くん?」 「白雪先輩っ!」 こっちに気づくと驚いた顔をしていた。 一人でぽつんと網にボールをシュートさせて。 でもさっきから入らなくて、シュンとした表情ばかり見せていたのだ。