答えも聞けず、そのまま保健室に戻って来た。 今は昼休みだからか校庭が賑やか。 そういえば、春島くんサッカーやってるって言ってたっけ。 窓から校庭を眺めていると、一人だけヤケに目立つ少年が居た。 「春島……くん!?」 まるで選手のようなワザをキメている春島くんのサッカー姿。 上手なんだなー……。 「梨々華どこ見てんだよ。」 後ろからギュッと抱きしめられる体。 あまりに突然過ぎて熱が上がる。