保健室の先生と私。




「は、いぃぃ~っ?!」

「なに赤くなってんの。冗談に決まってるじゃん」


「……っ。からかわないでください!!」

「でも襲わないとは言ってないからね♪」



何なんだ、この人……。

まさか変態なのか?



「そう!変態先生だよ♪」



なんか勝手に心読まれてるし……。



「……そうですか」



──キンコーンカーンコーン。



「おっ!もう、お昼の時間か」



弁当も持ってきてないし、さてと私は帰るか。



「ん、どこ行くんだ?」

「え?どこって……家ですけど?」


「なんでよ」

「いや。だからぁ!お昼なんで」


「弁当ねぇなら、俺のあげるから」

「そうですか。ではお言葉に甘えて……」