「紅茶出来たー!梨々華ちゃん、はいっ」 マグカップを受け取る。 わぁー、おしゃれな紅茶! 山田先生ってば、女子の好み分かってんじゃん。 若いだけあって、さすがぁー。 香りも上品で心が落ち着く。 「いただきます」 んっ!!何これ~!? すごく美味しい……。 「どうだっ?」 「とっても美味しいです」 「お前いい笑顔すんじゃん」 「ハッ!?」 私、笑ったけー? 普通の顔で言ったと思うんだけど。