色々な事をやってみたい、そんな前向きな思考に、 変わっていた。

リハビリで通う障害者支援施設の利用者で、車イスバスケットボールに通っている人がいて、その人に「是非自分も行ってみたい」とお願いして、チームの練習に参加させてもらったり…

就労A型の施設に、英語をペラペラ話せる帰国子女の利用者がいて、その人に付いて回って、色んな場所でたくさんの外国人を"見た"り(交流は持てなかった)…

他にもあるが、どれも長続きしなかった。
しなかったが、そこには"この世界で生きていこう"という、ポジティブな思考に落ち着く安定感があった。


病気になってから、"なんで僕がこんな目に…"と、何がどうなっても最終的にマイナスに捉える事ばかりだった自分。

低い確率で選ばれた自分は、とても運の悪い人間だと。

どんな事もマイナスから入ってマイナスで終わる術しか持たなかった自分。

常に下を向いていたベクトル。


それが、"病気が運んできたものは、不幸ばかりではなかったのでは?"と、徐々にプラスへと変換されていった。