『…事務所今十二月くらいに 事務員募集するし どう?ってゆっても
お前の下なんて嫌って ゆわれるし
もーって感じ…

あと全然関係ないんだけど…
女にお金出してもらって
旅行行くのって やっぱ嫌?』


プライドが邪魔するんです…ちっぽけなプライドが…
その提案はスゴく助かると思うんだけど…アリは無理みたいで、すぐ却下されたそう。

その次の文も気になった。

旅行。

親からは支援もあるが、さすがに遊ぶ金まで支援してもらう訳にはいかない。アルバイトで遊ぶ金を手に入れているようなもの。
そんな大学生にとって、旅行は最大級の楽しみを与えてくれると同時に最大級の出費も与えてくれる、諸刃の剣だ。

そこを金の事を考えずに彼女と旅行できるなんて、素晴らしすぎる!正に天の恵み!
…だが、やっぱり"おごられている"という感覚は、その旅行中も自らを苛み、何か支払いがある度に自責の念に囚われる。

苦しみに耐えられるかどうかが、その旅行には懸かっている。

またも毒にも薬にもならない駄菓子の如きメッセージを送り、場を濁す拓人。