しかも、血が繋がらない。 大体は予測つくだろう。 いつしか、私は弟に恋をしてしまった。 血が繋がらないから、大丈夫そう思っていた。 弟は、大学受験で忙しそうに見えた。 弟と私。 お互いの孤独が、お互いの隙間を埋めていった。 それで、良かった。 世間とか、何も気にすることはなかった。 事件は起こった。 弟は中々起きない。 どうしたのだろう。 そう思ったけれども、朝食の準備をしていた。