意味がわからない。 「好きだから、きちんと手順を踏んでいるんじゃないの?」 「大切にしたくて・・・。壊したくないから」 何かを思い出しているような口ぶり。 「だから、聞いてみたら?この関係が壊れるなんて、有り得ないしね」 沙羅の眉間を緋那の指が押した。 ぐり、ぐり、ぐり・・・。 「ちょ、ちょっと痛いよ!」 半べそかきながら、反抗する沙羅。 「その意気だよ!!」 笑顔で言う緋那。 「がんばれ!」 その言葉に、頷く代わりに笑顔で返した。