歌舞伎町の似合う(?)女

「夏川……アイツ、女が、早朝から、何やってんだ?こっちは、三時間睡眠だっつうの。」

盛大な溜息を吐き出しながら、身体を布団から、無理矢理、引き摺り出す。

「寒っ!?」

まだ温かな布団に、再吸収されたくなる気持ちを、何とか追い出した俺は、食パンの耳を加えながら、支度を始めた。

俺は、真冬の神様、ヒートテックに、ニット、その上から、ミンタリーコートを羽織るという、完全防寒装備(10分乱雑コーディネート?)を完成させると、歌舞伎町に乗り出したのだった。