『冬山クン、今すぐ、夏川を叩き起こしてくれ。空港だ、7時までに、成田に来い。夏川クンには、7時20分の便だと伝えろ。』 「は?」 『冬山クン、聞いておらんのか?夏川クンは、これから3年間、アメリカの大学病院だよ。』 「そ……なんですか。」 声が掠れた。 喉が乾く。