「かわいいっっっっ!」
「…え?」
「今の言葉で神をも味方につけたわよ、これで私たちはクラス絶対一緒よ!!」
私そんな力ありません…大丈夫かな、朝なにか変なものでも食べたんじゃ…腐ってたものでも食べた?
「私たちも見に行くわよ!」
ずるずると引きずられ、着いたのは下駄箱前。
いつもここに貼り出されるんだ。
あんな力その細い腕のどこから出るのかな…
「わたしたち一緒!2年2組!」
「えっ、一緒?!」
きゃあきゃあと喜び合う私たちの目に飛び込んで来たのは…大神新という名前。
「え、もしかしてあいつと同じクラスなんじゃ…」
「わぁ、賑やかになりそうだね〜…」


