唇が離れてもまだなんだか顔が熱くて…



「ほら言って?じゃないとまたするよ?」

「ご主人様…」


なんだかこれってすごく屈辱的。

力が抜けてるの私だけみたい、だし、なんかすごい見下ろされてるしっ…



「お前は俺のメイドなんだから俺の言うこと聞いとけばいいんだよ」

ニヤッと不敵な笑みで笑う大神くんを潤んだ目で見上げる。

「それってさ、計算?」
「え…?」

呆れたような顔で見られてる気がする…