「とにかく案内をするわね」
「あ、うん!」
そう言ったお母さんの後をついてお屋敷の中へ。
「ひ、広すぎる…」
シャンデリアや高そうな壺や、絵画…
まるで異世界です…
「あと息子を紹介しなければね。新ーー!」
声を張り上げる社長さん。階段から誰かが降りてくる音がする。
というか…ん?新?
どこかで聞いたことがありますが…
いやいやまさか!だってきっと小さい子の面倒を見るんでしょ?
そうだよそうだよ…
「なに、父さん」
「紹介するよ。今日からお前の世話をする朝倉葵さんだ。」
正真正銘、そこにいたのは…
「大神くん?!?!?!」
でした。


