母親に会いに行った萌々は、その日帰ってこなかった。

次の日、昼ごろに雨の中から萌々の気配を感じた。

しかし、確かに近づいてきているのに足音がしない。

そしてすぐに萌々の気配は隣の部屋に消えていった。