同日、7時15分
結局、起床時間等は分からないまま待ち合わせの時間になってしまった
僕よりも早くその場にいた事から今日は早起きだったんだろう
茜の早起きなんて珍しいことなのにそれを見逃したのが悔しい
「龍樹くん大丈夫?なんか顔色悪いよ?」
眉を下げ心配そうにのぞき込んでくるその表情、行動に僕の欲は高まっていく
今日の寝起きは一体どんな表情だったんだろう?
今日の寝癖はどんな状態だったんだろう?
今日の朝食は何だったんだろう?
今日のニュースはどのチャンネルで知ったんだろう?
今日の………今日の……今日の…………
次から次へと溢れ出る質問が開閉する口から空気となって漏れ出す
「ねぇ、やっぱりしんどいんじゃないの?」
あぁ、やめてくれ。
そんな瞳を潤ませて僕を見ないでくれ。
これでもあまり我慢強いタイプではないんだこんなことではすぐに自分の欲を表へ出してしまう
「熱とかな…」
「______ッ!あのさっ!!」
多分体温を確認しようとしてくれたんだろう右手を掴み普段より何倍も大きな声で言葉を遮った

