「どこに行くんですか!?
早く降ろして下さい!!!!!」


「家出少女。
黙って着いて来い。」


「だからどこにです…」
「うるせぇ!!!」



俺は無理やり彼女を黙らせた。










そして着いた先は俺の家。


何故かコイツを放っておけないと思った。



あんな危険な場所に居たら危ない目に遭う。




自分でもわかんねぇけど、連れて帰りたいと思ってた。





「着いたぞ。」


「ここ…どこですか?」


「俺の家。」


「はあ!?
あたし帰りますっ!!」


「帰りたかったら帰ればいいけど帰る場所あんの?家出少女。」


「それは…っ」


「ならここに居ろ。」


「でも…」


「何か文句あるか!?」


「ない…です。」




こうして彼女を俺の家に居らせた。