桜蘭との1件があって1ヶ月。
今日は翼と優梨、奏翔と舞夢、そして新たに茉弥くんを加えた5人がアメリカに旅立つ日。
怜央はというと、桜蘭と一緒にいる時間を選んだみたい。
このまま2人が結婚まで行くといいな、なんて子供ながらに考えていた。
見送りの日、私に桜蘭、そして怜央に何故か悠までが見送りに来ていた。
目の前では怜央と桜蘭が手を繋いで仲良さそうに話している。
それを見た悠は私に左手を差し出した。
「ん?」
「手、繋ぐ?」
そう言ってニヤニヤしてる。
手を繋ぎたいの知ってて聞いてるんだ!
そう思った時意地悪仕返したくなった。
「んーん?ぜーんぜんそんなことないよ?」
「嘘つけー笑いいよ。俺が繋ぎたいから。」
そう言った悠は私の右手をとった。
そして前からは見えないように繋いだ手を後ろに隠した。
「ゆ、悠!!」
「なに?」
「何で繋ぐの!?」
「迷子防止?」
「…ばか!」
「うそうそ笑繋ぎたかっただけ笑」
「………」
やっぱり悠が1枚上手な様だと思ったのは私だけの秘密。
「りはー!ゆうー!出るってよ!」
「行こうか?」
「うん!悠行こ!」
「おう!」
今日は翼と優梨、奏翔と舞夢、そして新たに茉弥くんを加えた5人がアメリカに旅立つ日。
怜央はというと、桜蘭と一緒にいる時間を選んだみたい。
このまま2人が結婚まで行くといいな、なんて子供ながらに考えていた。
見送りの日、私に桜蘭、そして怜央に何故か悠までが見送りに来ていた。
目の前では怜央と桜蘭が手を繋いで仲良さそうに話している。
それを見た悠は私に左手を差し出した。
「ん?」
「手、繋ぐ?」
そう言ってニヤニヤしてる。
手を繋ぎたいの知ってて聞いてるんだ!
そう思った時意地悪仕返したくなった。
「んーん?ぜーんぜんそんなことないよ?」
「嘘つけー笑いいよ。俺が繋ぎたいから。」
そう言った悠は私の右手をとった。
そして前からは見えないように繋いだ手を後ろに隠した。
「ゆ、悠!!」
「なに?」
「何で繋ぐの!?」
「迷子防止?」
「…ばか!」
「うそうそ笑繋ぎたかっただけ笑」
「………」
やっぱり悠が1枚上手な様だと思ったのは私だけの秘密。
「りはー!ゆうー!出るってよ!」
「行こうか?」
「うん!悠行こ!」
「おう!」

