俺と澪菜がふざけて言い争ってる時、ちょうどチャイムが鳴り先生が教室に入ってきた。







先生が入ってきて、みんなさっと自分の席に戻る。







日直の号令がかかり、礼をして席に着く。







「えー、今日の6限のLHRは文化祭についての話するから実行委員よろしくなぁ」







30代後半の担当は気だるそうに話した。







先生のその一言に、『おぉ!!』だの『やったぁ!!』だのを次々に口にする生徒達。









嬉しがるみんなをよそに、俺は1人窓の外を眺める。







何が嬉しいのかわかんねぇ…







クラスの出し物とかだるいだけじゃん…







「そう言うと思ったわお前」







いつの間にかSHRが終わっていて、裕大が後ろを向いて座っていた。







あまりにも突然話しかけてくるもんだから、ビックリして唖然とする俺。







え、何?







俺、口に出てた?!