教室に入って席に着いてからも状況は変わらなかった 大航はずっとこちらを見入っている まるで監視されているみたいだ ただトイレに立っただけで教室から出て行こうとすると、わたしの行く手を拒むのであった そんな大航が何だか愛おしく感じられ、快感をも呼び起こした 熱気がわたしを包んで大航に触れたいと強く感じるのであった 大航を抱き締めたい 大航とキスをしたい 大航でないといけない そんな欲望にかられるのであった