一番星が遠くに輝くのを見つけるまでわたし達は沈黙を守っていた この風景に魅入ってしまって感動していたのだ 「そろそろ帰ろうか…」 わたしは瞬きで頷いてみせた 今日という日をかけがえのないものにしたい 辺りは夕焼けでふたりのシルエットも夕焼け色に染まっている 今日は人生において数ある中のたった一日なのに満ち足りた一日に思える ひょっとしたらそれが第一の非日常なのかもしれない